直通運転

共営地下鉄 内堀線

品川から,虎ノ門・霞ケ関・大手町・御茶ノ水・上野を経て日暮里に至る路線。都市交通審議会答申第6号にて東京6号線として答申され(共営地下鉄の世界線では,実在路線の路線番号が異なっている),1972年に品川-霞ケ関が開業した。1976年に上野-日暮里が開業したことで信武鉄道との直通運転が開始された。

現在の内堀線は,信武鉄道・東京空港鉄道・鎌倉急行電鉄の3社と直通運転を行うことで,広範囲な地域を結ぶネットワークの背骨として機能している。上野-日暮里は実質的に信武鉄道の複々線のような機能も有している。2009年に羽田空港と結ばれたことで輸送形態に大きな変化が起き,2014年からは信武鉄道と直通する特急列車も運行が開始された。

▼ 作者コメント

モンロー政策の煽りを受けて,信武鉄道は上野広小路より先の鉄道敷設免許を得ることができなかったわけです。実在の関東私鉄各社もほとんどの路線で地下鉄直通をやってます。私の地元の京浜急行という会社は直通先の車両がたくさん見られて,子供の頃はときめいた覚えがあります。そんな流れで,信武鉄道でも直通運転をしたい!という思いは構想初期からありましたので,自分で作った感じです。

東京空港鉄道【エアポートライン】

元々は,八潮地区の交通手段として計画された路線で,1981年に「品川八潮一団地の住宅施設」として都市計画決定された中に路線計画が存在する。1985年の運輸政策審議会答申第7号でも整備が盛り込まれた。しかし,すぐには着工されず,大井埠頭周辺に用地が確保されたままとなっていた。1990年代になると羽田空港の設備が限界に達し,羽田空港の整備が検討されるようになると,羽田空港へのアクセス路線として当計画を活用することが決定し,2009年に開業した。

開業後は羽田国際化などにより旅客が増加し,近年開業した路線にしては好調な実績を残している。沿線には八潮パークタウンなどの住宅や,倉庫・工場・事業所などの労働者の勤務地も存在することから,朝夕は空港輸送以外の需要も多い。2010年の,国際線ターミナル開業で延伸を行うと共に,路線愛称として「エアポートライン」が命名された。

▼ 作者コメント

路線概要で述べた通り,信武鉄道は南海を目指すべく空港行の列車を走らせる必要がありました。が,上武空港はまだ計画段階であり,信武沿線に空港は無い。ならば直通先でそれを実現しようということで構想した鉄道です。短い路線の割には,空港鉄道という側面,通勤路線という側面,ニュータウン鉄道という側面など,様々な要素を入れることができたかな…と思っており,満足しています。

鎌倉急行電鉄

▼ 作者コメント

信武鉄道南海化計画により,地下鉄の向こうは海に向かう鉄道にしようと決めていました。関東圏で,海が目的地で,片手間にできるような規模で…と考えると三浦半島西側しかなかったという消去法で目的地は決定。せっかくなので地元横浜を通るルートとしました。一部指定席特急は憧れがあったんですが,信武鉄道では路線長などの条件により,難しい。ということでこちらで実現しました。信武鉄道では絶対使わない(使えない)設定をこちらに持ってきて,私が満足している。そんな鉄道です。